石見銀山の価値

銀鉱山エリア

大森町並みエリア

街道・山城エリア

港と港町エリア

大森町並みエリア

シェア:

岡家

岡家は、江戸時代に、銀鉱山を統括する代官所の中堅役人が住んでいた保存状態の良い武家屋敷です。 この家に住んでいた当主の沢井家と鹿野家は、石見銀山で採掘・精製された銀が江戸に出荷されるまで保管する役職を歴代務めました。町の中心の通りからは少し離れていますが、その責任の重さを十分に補い、代官所からそれほど遠くないこの場所に広い屋敷を設けました。1974年に県の史跡に指定された際の所有者の名を冠したこの家は、前庭と二つの出入り口(大きい方は要人が訪れた時のみに開放されていました)を持つ母屋と、入浴施設を備えた小さな一戸建て、耐火構造の土蔵、小屋で構成されています。一般公開はされていません。