石見銀山の見方・歩き方

歴史的建造物を活かす

大森銀山地区・史跡地内

大森銀山地区は、幕府直轄地4万8千石、約150カ村の中心の町であった。町並みは、銀山川沿いの谷間に延びる2.8キロの範囲で、代官所や郷宿、武家屋敷、商家などが現存し、背後の山裾には寺社や墓地、石切場なども残され、鉱山町の歴史的景観を良好に伝えている。

また、史跡指定地内には神社を始めとした歴史的建造物も多く残る。

出典:https://www.denken.gr.jp/archive/ohda-omoriginzan/index.html

温泉津地区

温泉津地区は天然の温泉が湧き出る港町で、中世より石見銀山の外港として発展してきた。狭溢な谷を切り開いた800メートルの町並みは、近世の町割りをよく残している。

江戸末期から昭和初期にかけて建てられた町屋を中心に、旅館や寺社などの多様な建造物が並んでいる。それらが周囲の海や港とともに、港町・温泉町の景観を形成している。

出典:https://www.denken.gr.jp/archive/ohda-yunotsu/index.html