石見銀山の価値

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石見神楽

神楽は、今日まで受け継がれてきた古代の伝統のなかで、パフォーマンスと踊りを融合させたものです。日本最古の舞台芸術であるとされ、土着の神道に登場する無数の神々への信仰とともに日本中で行われています。伝統的に秋の収穫の前後に行われ、豊作を神に感謝するために行われてきました。地域によって、神楽の様式や、何世紀にもわたって語り継がれてきた物語が残っています。

 

石見は古くから、日本でも有数の神楽が盛んな地域です。鮮やかな衣装と表情豊かな面が特徴の石見神楽は、この地域に130を超える神楽団があり、その多くは年間を通じて公演を行っています。その特徴は、儀式の本質を残しながらも、テンポの速い音楽や踊り、凝った小道具、神や悪霊、そして民話を簡略化した物語を題材に、エンターテイメント性の高い形態となっていることです。代表的な演目にはスサノオが八頭蛇と戦う「大蛇」や、神である仲哀天皇が自ら弓矢を使って翼のある鬼から日本を守った「塵輪」などがあります。

 

石見神楽は、毎週土曜日の夜、温泉津の龍御前神社で上演されます。(上演予定は変更となることがあります)