石見銀山の価値

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石見銀山世界遺産センター

世界遺産エリアのすぐ外側にある石見銀山世界遺産センターは石見銀山見学のエントランス施設です。ここでは銀山とその周辺を観光するための情報を提供しています。センターには展示施設があり、銀山の歴史と価値を解説しています。展示内容は、石見銀山の銀が世界経済に与えた影響、1527年の石見銀山の発見から江戸時代の鉱山の技術と暮らし、上質な銀の大量生産を可能にした精錬技術である灰吹法や、調査研究の成果を解説しています。

 

展示は、ジオラマ、映像、模型で構成され、そこで得られる知識が、石見銀山見学の満足度を高めてくれます。また、参加型プログラムも提供しており、銀アクセサリー作りのワークショップ、銀を吹くんだ砂を水に浸し、ゆすって銀の小片を取り分ける体験などができます。

 

展示を見た後は、インフォメーションデスクで、それぞれのニーズに合わせた形で見学コースなどのアドバイスを受けることができます。世界遺産の登録範囲は広大であるため、センターで事前にルートを計画することをおすすめします。また、世界遺産の町並み区域内への車両進入が制限されているため、来訪者はセンターに車を置き、シャトルバスで大森町に向かうようお願いしています。

大森町内では、レンタルサイクルがあります。また、センター裏から登山道を通って展望台まで登り、そこから徒歩で大森町に向かうことも可能ではあります。これらの見学ルートの地図は、インフォメーションデスクで無料配布しています。