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銀山柵内から南西2.5kmにあり、標高634mの山頂部を利用した16世紀の山城跡。
北側には石見銀山街道温泉津沖泊道が通る降路坂があり、さらに進むと矢筈城跡があり、石見銀山を防備するための要衝を押さえる。
享禄元年(1528)には戦国大名大内氏が拠点とし、3年後の享禄4年(1531)には南隣の領主小笠原氏がこれを奪い銀山を支配したとの記録がある。
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